タイムマネジメントとストレスマネジメント

仕事においてでも何でも、

トップスピードで休み無く走り続けられたら良いと思うことがある。

でも実際には、不可能なこと。

そこで、めざしているのが、

いかに巡航速度を上げるかということ。

トップスピードを高め、トップスピードで走れる時間を伸ばす方法もあることを認識しその努力をしながらも、

アウトプットの総量という尺度で考えると、どうもこの「巡航速度を上げる」ほうが効率が良いような気がしている。

そこで、行き着いたのが、表題の言葉。

タイムマネジメントでは、同じ仕事を短時間でやるということにとどまらず、重要度が低いと思われるタスクを極力避けるようにしている。

ストレスマネジメントでは、適切な休みをとることと、ストレスの少ない仕事の方法を常に模索するようにしている。

なんだ、当たり前のことじゃないか、と思われるかもしれない。

でも、自分の感覚として、

仕事を始める前に、「ストレスマネジメント、タイムマネジメント」を考慮しながら、行うタスクを選択し、実行の方法を検討する癖をつけると、結果的にアウトプットが多く、疲れ(ストレス)も少ないと感じている。

グロービス・マネジメント・スクール

グロービス・マネジメント・スクール、結果的に2年間通い、13科目を受講した。

さまざまな制約から、フルタイムのビジネススクールに通えない人にとって、「現代ビジネス理論」を効率よく学ぶためにはピカ一のスクールだと思う。

講師は、現役バリバリの企業経営者のような人ばかりで、理論ばかり出なく、非常に大切なマインドも教えてもらった。

クラスメートは、さまざまな業界の意識の高い人たち。この人たちに接したことによる刺激がなければ、今の自分は全く違った人だったと思う。

マーケティングに放り込まれて、追い詰められた結果行くことになったところだったが、

そこで得たものは果てしなく大きかった。

現代ビジネス理論

「現代ビジネス理論」、

しっくりはこないが、他に良い言い方が思い当たらないので、僕がビジネススクールで得たものを暫定的にこう呼ぶことにする。

これを得たことによって、ビジネス上の決断の選択肢が格段に増えた。

考え出し、整理したのは、さまざまな分野で活躍する、大学教授やコンサルティングファームのコンサルタントなど、トップクラスに頭のいい人たち。

考え出すのは誰にでもできることではないが、考え出されたものを吸収して、利用できるようになるのはずっと簡単である。

凡人である僕は、そういう先人に創り上げてもらった知恵を利用させてもらっている。

そうでなければ、自分で一からビジネスを立ち上げようなどとは思わなかったはず。

ニュートンだって、コペルニクスの地動説が当時常識になっていなければ、万有引力の法則を考え出すのにかなり遠回りをしなえればならなかったに違いない。

自分にとって当たり前でも、、、

強い会社になるためには、

①優れた人材を確保する

②業績が上がる

③利益が出て社員に高い給料を払うことができるようになる

④より良い人材の応募が得られる

①に戻る、このスパイラルが実現できたら理想である、

という話をすることがあった。

聞き手は、ポカーンと納得感の全く無い表情。

どこがわからないのか聞いたところ、上記のスパイラルがどこから始まるのか、とのこと。

それは、ビジネスプランとか、スキームといわれるものを、設計してこれが起こるようにする、と答えたが、

表情はさっきと変わらず。

それではと、詳しく説明を試みたが結局、全く通じなかった。

言いたいことは、自分にとってはあまりにも当然のことだったので、どう説明して良いのかかなり戸惑った。

自分の考えは人に伝えられないと意味が無い。

どう説明したらわかってもらえるのか、適切な方法を少し考えた上で、次のチャンスには、もう一度一から説明してみるつもりである。

最前線でゲストに会うということ

僕は今、自分が担当しているビジネスにおいて、最前線の現場にも立っている。

つまり、ゲストの前でサービスもしているということ。

このことに違和感を持っているひとがいることを最近知って驚いた。

その人は、鳴かず、飛ばずだったそのビジネスが、右肩上がりに転換し、単月黒字を始めて達成できるようになったことを、僕の業績であると評価してくれていた。

そこで、本当は、後ろで采配を揮っているのがあるべき姿だと考えてくれているようだ。

それはそれで、有難い。

確かに、将来いつか現場に立たなくなる、または立つべきではなくなるときが来るかも知れない。

でも、それはまだかなり先の話だろう。今は、できるだ現場に関わるのが当然だと思っている。

最前線に立つことを当然と思う理由が、

サービスが好きだからなのか、

ゲストから直接フィードバックがほしいからなのか、

固定費が下げるためにと無意識に思っているからなのかはわからない。

Win-WinかNo deal

有名な「7つの習慣」という本にあるメッセージ。

「Win-WinかNo deal」

お互いが良かったと思える取引で無い限り、取引自体をやめたほうが良いということ。

僕はこの言葉を大事にしている。

自分が取引で得られるメリットを享受するとき、相手に与えられるメリットが何なのかを結構強く意識している。

そんな、ささやかな方針がわかる人にはすぐわかるらしく、言葉のやり取りを数回するだけで信頼関係が生まれたと感じられたりする。

そんな出会いや経験の積み重ねが、僕が前に進むためのエネルギーを与えてくれている。

極端な意見をおしつけようとする人

こんなことがあった。

「10年やらないと実務はわからない。10年実務をやってない人間がマーケティングを振りかざして実務に入っていっても絶対に失敗するよ」と人からいわれた。

実務経験が大切であることは認めるが、「絶対に10年」と「マーケティングは役にたたない」という意見には賛成できなかった。そこで、ささやかながら僕が考えていることの説明を試みたが、その人はまったく聞こうとしなかっただけでなく、意見が違いすぎるので、話題を変えようとした僕に、執拗に自分の意見を押し付けようとした。

みんな、少なからず違う価値観を持っている。ビジネスにおいて、違う価値観を持った人の集合体が意思決定をしていくことになる。ベースとなる価値観が違えば意見も違ってくるのは当然のこと。そんなときに、それぞれの意見の長短を認めつつ、意見をすり合わせるのが理想形のはず。

このことがあって、ちょっとへこんだ。

世の中、この手のひとも沢山いることを認めながらも、図らずして階段から落ちたときのように気分がわるい。

救いは、相手がビジネス上の付き合いではなかったことである。

できる人の責任範囲はどんどん広げる

無意識だったが、自分が部下、後輩、プロジェクトメンバーにたいして、一貫してとっている方針の傾向に気がついた。

相手のパフォーマンスを注意してみていて、できそうな限り、担当範囲をどんどん広げて任せようとしているということ。たとえ、自分が担当している仕事でも、熱意を持って首を突っ込んできたら、できる限り任せてしまう。

そうすれば、自分は今できていないことに手を出せるし、他のメンバーのスキルをあげられる。

そういった実利だけでなく、逆の立場だったら、自分も是非そうしてほしいと思っているのも、大きな理由のひとつ。

インセンティブシステムで社員のモチベーションを引き出す

業務に対する報酬のひとつとして、成果に応じたインセンティブは大切だと思う。

インセンティブとは、売り上げにしろ、利益にしろ、成果に連動して報酬を与えるシステムのこと。

従来の日本企業におけるボーナスが近いと思われるかも知れないが、判断基準がブラックボックスだったり、上下する範囲に制約が大きかったりで、いまいち魅力的ではなかったような気がする。僕が将来、採用したいのは、もっと日常業務に直結していてやった分だけ報酬が得られて、評価基準もガラス張りの仕組みつくり。

反対意見や失敗例がたくさんあることは百も承知。

どんなシステムでも、それを生かすも殺すも運用する人次第。

将来、僕が創り上げたい会社のインセンティブシステムの理想像は

「社員が楽しく働くためのモチベーションを引き出し、

会社の競争優位と、利益増進に貢献するシステムであること。」

つまりこれも、僕が創る会社が一貫して求める、関わったすべての人が幸せになるための仕組み創りのうちのひとつ。

飢える機会を楽しむ

手持ちの食料だけで食いつながなくてはならない経験したことがある。

アラスカで2大都市間(アンカレッジーフェアバンクス)をキャンプしながら自転車で旅した時の状況がそうだ。

今、直面している日々が、あのときに似ている。

貴重で、日々大切にするものが、食料からお金へ変わっただけ。

日々節約しながら生活している。

なぜなら、起こしたビジネスがうまくいかなかったときも、資金があれば時間が稼げる。

時間があれば、施策を打つチャンスも増えるから。

それなら、今は我慢の毎日でつらいのか?

そうではない、限られたリソースを最大限活用しようと頭をひねり続ける生活。

実はこれも結構楽しい。